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健康保険は保険証のこと!?健康保険って保険証だけと思っていませんか?

お金にまつわるお話
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◆この記事を読むのに向いている人
・健康保険について知りたい
・民間の保険を検討している人
◆この記事でわかること事(伝えたいこと)
・健康保険とは何か
・どんな制度なのか
・健康保険は保険証以外にもたくさん保障がある

健康保険って聞いたことありますよね?それって病院にかかった際に自己負担が3割負担保険証のことだけだと思っていませんか?

実は健康保険ってそれだけではなくいろいろなんです♪この記事では、健康保険って保険証のほかにどのような保険なのかをみていきたいと思います。

健康保険って保険証だけと思っていませんか?

健康保険イコール保険証、と思っている人もいるのではないでしょうか。実は健康保険といってもさまざまな種類があります。

そもそも健康保険とは公的社会保険の一つで社会保険には医療保険・介護保険・年金保険・労災保険・雇用保険の5つがあり健康保険も医療保険の一つです。

そしてこの医療保険の中の健康保険は保険証を提示して医療費が3割負担になる、だけではないのです。ではなにがあるのか見ていきましょう。

医療保険には健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度があります。

医療保険の対象者
1.健康保険 → 健康保険は会社員とその家族
2.国民健康保険 → 自営業者等とその家族
3.後期高齢者医療制度 → 75歳以上の人

これらは労災保険の対象とならない病気やケガ、死亡、出産について保険給付を行う制度となっています。働いている人は健康保険料というものを払ってますよね(^^♪

これらの給付をうけるための保険料となっているのです。

医療保険の給付内容

給付内容

給付内容

①療養の給付、家族療養費
保険証の提示で日常生活のケガや病気について、診察や投薬などの医療行為を一定の自己負担額で受けることができる。「原則として、0歳~小学校入学までは2割、入学から70歳までは3割、70~75歳未満までは2割または3割(所得による)

※保険証を忘れたときや、医師の指示で治療用の補装具(ギプス等)を作ったとき、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師による代替医療を利用したとき、海外旅行中に急病で現地の医療機関を受診したときなどは医療費を全額立て替えたときに、かかった費用の一部の払い戻しが受けられる。

健康保険ときくとこれを思い浮かべるのではないでしょうか。

②高額療養費
医療費の自己負担額が高騰した際には、自己負担限度額を超えた分が払い戻しされる。自己負担限度額は標準報酬月額によって5種類に分けられています。参考までに「標準報酬月額が28万~50万の場合の自己負担限度額は80100円+(総医療費-267000円)×1%」となります。
※請求をすることで払い戻しを受けることができるのでこの制度は絶対に知っておいてほしいです。

③出産育児一時金、家族出産育児一時金
被保険者(健康保険の場合は会社員のこと)または被扶養者(会社員の扶養されている妻)が出産した場合、「1児につき50万円」が支給されます。
※ただし、産科医療保障制度に加入している病院で出産した場合

④出産手当金
被保険者(会社員)が出産のため仕事を休み給与が無い場合に、出産前の42日間、出産後の56日間のうちで仕事を休んだ日数分の金額が支給されます。
・1日当たりの支給額 
支給開始日以前12カ月間の各月の「標準報酬月額を平均した額÷30日×3分の2

⑤傷病手当金
被保険者(会社員)が、病気やケガで会社を3日以上続けて休み、給与が支給されない場合に4日目から通算して1年6カ月間支給されます。
・1日当たりの支給額
支給開始日以前12カ月間の各月の「標準報酬月額を平均した額÷30日×3分の2

⑥埋葬料、家族埋葬料
被保険者(会社員)が死亡した時、葬儀を行った家族に対し、「5万円が支給」されます。また被扶養者(家族)が死亡した時は被保険者に5万円が支給されます。

健康保険と国民健康保険の違い
ほぼ同じなのですが、国民健康保険には、出産手当金と傷病手当金がありません。

◆後期高齢者医療制度
健康保険や国民健康保険の被保険者は75歳になると後期高齢者医療制度の被保険者となります。
自己負担は原則医療費の1割です。(ただし、一定以上の所得がある人は2割、現役並みの所得がある人は3割)

特に覚えといてほしい高額医療制度と傷病手当金

どれも大事なことですので全部覚えてほしいのですが、特に覚えといてほしいのは高額医療制度と傷病手当金です。なぜかというと、これを知ってると知っていないでは民間の保険の入り方が変わってくるからです。

民間の医療保険やがん保険、生命保険などを検討したことがある人もいるかと思います。
例えば民間の医療保険には色々な保険があります。入院費が1日〇〇円でるとか、手術をすると〇〇円とかがあります。

しかし、高額医療制度を知っていれば最大で費用がいくらかかるか把握できます。基本このような保険は掛け捨ての物が多いのでそのあたりを参考にすれば必要か不必要かの参考にできます。

毎月掛け捨てで払うよりも、その分貯蓄をしてもしそのような自体になってしまったら貯蓄で払う、と決めるのもの一つ手段ですよね。

もちろん医療保険ならではの特約などもあるので、入っておくにこしたことはないのですが、そこまで費用をかけられない人もいるでしょう。その場合はこのような考えもありだと思います。

病気にならなければ一番良いですし(^^♪

国民健康保険にはないですが、傷病手当金もそうです。民間の保険に働けなくなった場合の保険就労不能保険というものがあります。やはり働けなくなった場合というのが一番怖いので、これも個人的には入っていた方がよい保険だとは思っています。

ただ、どの程度の補償をしてもらうかを考える場合に、傷病手当金や障害年金などを知っていると選択肢が広がると思います。傷病手当金は1年6カ月しかもらえないですが、その後も働けない状態で障害認定されると障害年金も支給されます。(ただ、障害認定されない場合もあるので難しいところではあります。)

知っていればその辺も含めて保険を考えることができます。お金を十分かけられるのであれば手厚く保険に入っておけば間違いはないのですが、保険を使用するかどうか不明な状態で月額費用が日常生活に大きな負担になるのでは本末転倒になる場合があるということです。

ちなみに私の場合は医療保険は入っていたのですが、解約しました。高額医療制度を知ったことで、使うかわからない保険に毎月支払うよりも貯金をしてそこから支払うようにすれば良いと思いました。(ただし、がん保険については入ってます。がんは二人に一人になる時代なのでここについては手厚く入ってます。)

毎月3000円前後支払っているので3年くらい病気にならなければ高額医療制度分は貯蓄できると考えたのです。

また就労不能保険にも入っているのですが、傷病手当金が1年6カ月もらえると考えその期間中は給付金額を抑えて、その期間がすぎたところで給付金額があがるようにしています。そうすることで保険料を低くして毎月の支出を抑えるようにしました。

この選択が良いかどうかは分かりませんし、なるかわからない病気やケガに必要以上に保険をかける必要があるのか、でもまったくないのも不安になったりしたり。。。

収入と保険料をよく考え日常生活があまりきつくなりすぎない程度で良い保険に入るようにしたいですね(^^♪

まとめ・感想

健康保険は自己負担が3割になる保険証だけでなく、高額医療制度、傷病手当金、出産育児一時金、出産手当金、埋葬料など多くの保険内容があることを知っておくべきだと思います。

保険とはみんなで保険料を出し合って何かあった場合にみんなを助けることができるようになっている制度です。毎月、健康保険料を払っていますし国の保険とはどういうものか知っていれば多くの選択肢を視野に入れることができますよ。

健康保険の他にも国の保険は介護保険や年金などもあります。一度このような制度について勉強してみるのも良いかもしれませんね(^^♪

uchukyoの視点!!

知っていると知っていないでは全然違うこともあります。きちんとした知識を得ることで人生を有意義に過ごせることもあるはず!!

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